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人材育成・情報共有をもっと簡単に!営業職なら押さえておきたいナレッジ系セールステック8選


あらゆる職場、中でも人と接する機会の多い営業職において「人材育成」や「情報の共有」は常に大きな課題とされてきました。しかしセールステックの中には、IT技術を用いてそれらの問題を解決すべく開発されたツールが多数存在します。適したツールを用いればノウハウやマニュアルを簡単に共有できますし、商談の現場や通話内容などのブラックボックス化を防ぐこともできます。

そこで今回は、数あるセールステックの中から人材育成・情報共有に特化したツールをご紹介します。市場で大きく先行している海外のツールも含めてご紹介しますので、まだ国内でのシェアが低いグローバルな情報を取り入れて、営業の生産性・効率性で他社との差をつけましょう!

◆セールステックとは?

セールステックは営業(Sales)と技術(Technology)をかけ合わせた造語であり、営業活動にITを活用することで最適化・効率化を図るためのツールや手法を指す言葉です。


Teachme Biz

テンプレートに沿って画像や動画、文字を入れるだけで、誰でも簡単に分かりやすいマニュアルを作成・共有できるシステムです。PDF出力やQRコードでの配信が可能で、更新情報もメールなどで確実に共有できるため、認識のズレを最小限に抑えることができます。アクセスログでマニュアルの浸透率を確認したり、従業員が本当に求めている情報を分析したりすることで業務効率化へ繋げることが可能です。


TANREN

商談や接客におけるノウハウの可視化と評価指標の体系化をサポートする学習プラットフォームです。実際の商談や店頭での研修模様などを動画で共有することで、スタッフのスキルアップや評価に役立ちます。JA共済やリクルートなど大手企業での導入実績もあり、クラウドシステムとコンサルタントによる伴走サポートにより誰でも簡単にスタートアップすることができます。


Qstream

(日本語未対応)

ハーバード大学で開発された、簡単なシナリオベースの課題で営業スキルが強化できるモバイルラーニングアプリです。数分程度の隙間時間にスマホやタブレットなどのデバイスで気軽に学習できます。現場とマネージャーの垣根を取り払い、誰に何をいつ指導するべきかを確認できるマイクロコーチング機能によって効率の良い人材育成が望めます。
日本語未対応のため国内での知名度は低いですが、世界の製薬企業上位15社のうち14社での導入実績を誇るなど海外ではメジャーなツールのひとつです。ワールドワイドな市場に取り残されないためにも、国内でもシェアが広がることを期待します。


MiiTel

搭載されたAIが通話内容を解析して定量評価してくれるクラウドIP電話です。オペ―レーターの通話内容を全て自動録音・文字起こしすることで、顧客との会話を可視化してブラックボックスを解消できます。さらに文字起こしによる入力工数削減だけでなく、AIの解析によって改善点を把握しやすくなりオペレーターの生産性の向上に繋がります。


ailead

AIが自動で商談データを収集・解析・可視化してくれる解析クラウドです。ZoomやGoogle Meetなどにも対応しており、それらのツールと連携することで商談情報がクラウド上に自動で登録されます。これによりデータ移行や文字起こしなどの手間を削減し、議事録作成や引き継ぎなどの記録・共有作業を自動化することができます。


KNOWLEDGE WORK

米国ではスタンダードになりつつあるセールスイネーブルメント(営業がより効率的に、効果的に活動を行えるようにサポートするための戦略やプロセスのこと)の実現を支援するクラウドサービス。世界最大級のクラウド型ビジネスアプリケーションである「Salesforce」との連携により、顧客・商談や資料・ノウハウの管理を一元化し、スピーディに見つけられるツールです。顧客に送った資料の閲覧状況のトラッキングや営業人員の育成に活用できる教育プログラムなど、さまざまな機能が搭載されています。


HIGHSPOT

営業に必要なコンテンツを「SPOT」として一括化する管理ツールです。ツール内のコンテンツは社内で共有されており、情報の変更などが即座に反映されるため直感的なコンテンツ管理が可能です。顧客のファイル開封状況やページ別閲覧時間などのデータも得ることができ、Googleドライブなどとの連携することでアプリ間のシームレスな移動が可能です。


intra-mart DPS for Sales

案件管理から売上予測まで多彩な機能を備えた営業支援ツールです。Excelで作成した複数の帳票を一元管理し、SFAと紐づけることで数値がリアルタイムに反映されるオリジナルの帳票を作成できます。また名刺情報と営業活動(商談回数や内容)を紐づけて管理したり、蓄積された商談情報から精度の高い受注・売上予測を立てたりすることが可能です。


まとめ

ここまでナレッジ系のセールステックをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか? 
組織の基礎である人材育成・情報共有が効率化されれば、空いたリソースを他につぎ込めるため、結果的に組織全体の強化にも繋がります。日本ではまだまだ馴染みの薄いものもありますが、取っ付きにくさから敬遠ばかりしていると、知らぬ間に競合に差を付けられることもあるかもしれません。
最近は日本人スタッフによる手厚い導入サポートを受けられるものも少なくありませんので、日進月歩の技術に取り残されないよう、積極的に挑戦してみてくださいね!

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