2024年に注目すべきセールステック!7つのカテゴリーの代表例を一挙紹介!
欧米を中心として発展し、国内でも急速に注目が集まりつつあるセールステック。しかしセールステックと一言でいっても、その種類や分野は多岐に渡り、初見で用途を理解するのは困難です。
そこで便利なのが、各企業のサービスや製品をカテゴリーや関係性に基づいて示したカオスマップ(業界地図)です。海外で公開されたカオスマップによれば、セールステックは大きく分けて以下の7つのカテゴリーに分類されます。
営業最適化・加速ツール(Sales Enablement & Acceleration)
カスタマーサポートツール(Customer Support)
インテリジェンス・解析ツール(Intelligence and Analytics)
顧客関係管理ツール(General CRM)
顧客体験ツール(Customer Experience)
コンタクト・コミュニケーションツール(Contact & Communication)
人材開発・コーチングツール(People Development & Coaching)
そこで本記事ではこれらのカテゴリーを解説しつつ、その代表例となるツールをご紹介していきます。
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営業最適化・加速ツール
営業に伴う情報をデータ化し、より効率的に活動するためのツールです。セールスイネーブルメントとは営業活動の最適化を目指す概念であり、個別の施策をトータルで管理するために用いられます。
【eセールスマネージャー】
5,500社以上の導入実績を誇る、国内No.1の純国産CRM/SFAツールです。日本のスタイルに合わせてカスタマイズされており、導入から定着まで徹底したサポートを受けられるため利用継続率も95%と非常に高く、パナソニックや東京ガスなどの大手企業でも広く導入されています。
カスタマーサポートツール
顧客満足度の向上を目的としたツールです。FAQサイトの構築やヘルプデスク最適化など、消費者のサービス継続率を高めるために用いられます。
【フレッシュデスク】
メールやSlackなど、複数のチャネルからの問い合わせを一元管理・共有することで、問い合わせへの対応品質を向上させるツールです。ルールに従った問い合わせの自動割り振り、SLAによるアラート設定、エスカレーションや外部への相談機能など、多彩な機能や細やかな設定が魅力です。
インテリジェンス・解析ツール
営業活動によって得られたデータを活用するためのツールです。AIによって商談の内容を分析したり、ビッグデータと結び付けて顧客の課題を抽出したりと、様々な場面での活躍が見込めます。
【Tableau】
様々なデータにアクセス&ビジュアル化することで、視覚的に分かりやすいレポートやダッシュボードが作成できるツールです。専門知識が不要かつ、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で簡単にレポート作成することができます。100万人以上のメンバーが参加するコミュニティが存在し、ユーザー同士で課題を解決しやすい点も人気の理由のひとつでしょう。
顧客関係管理ツール
企業と顧客との関係性を見える化するツールです。営業活動を商談や顧客ごとに追跡できるものが分類され、メールトラッキング、パイプライン管理、オンライン予約システムなどが当てはまります。
【Salesforce】
全世界15万社以上の導入実績と最高峰のユーザー数を誇るセールステックです。顧客見込みや書類データを一元化することができ、AIのアドバイスによる営業力の向上まで狙える優れものです。また営業支援だけではなく、顧客管理やマーケティングオートメーションなど多様な製品があり、組み合わせ使用することでより高いパフォーマンスを発揮できます。
顧客体験ツール
顧客の疑問や問題を解決し、体感価値を向上するためのツールです。サイトを訪れた顧客に合わせてポップアップを配信するものや、既存のシステムにガイド機能を付けてUXを改善するものなどがあります。
【SATORI】
メールアドレスが判明している実名客だけでなく、問い合わせ前の匿名客にも働きかけることができる国産MAツールです。初心者でも活用しやすいシステムに加え、日本人スタッフによる手厚いサポートが受けられる点も魅力のひとつです。また新規顧客だけでなく、既存や休眠状態の見込み顧客に対しても適切なアプローチが行えるため、多方面から商談機会を増やすことができます。
コンタクト・コミュニケーションツール
コールセンターやチャット上での顧客とのやり取りを向上させるツールです。電話内容を分析してベストアンサーを提示するものや、AIを使ってメール内容を自動化するものが該当します。
【ベルフェイス】
国内No.1の電話を使ったオンライン商談システムです。アプリのインストールやURLの発行などの準備が不要で、使い慣れた電話とパソコンやスマホなどの端末を組み合わせることで初心者でも簡単にリモート営業に参入できます。トークスクリプトや資料の共有、メモを双方で同時に閲覧・編集できるなど多彩な機能も魅力のひとつです。
人材開発・コーチングツール
営業を担当する人材の教育と育成を行うためのツールです。新人社員向けの資料動画プラットフォームや、オンラインでの教育・評価システムなどがあります。
【Teachme Biz】
テンプレートに沿って画像や動画、文字を入れるだけで、誰でも簡単に分かりやすいマニュアルを作成・共有できるシステムです。PDF出力やQRコードでの配信が可能で、更新情報もメールなどで確実に共有できるため、認識のズレを最小限に抑えることができます。アクセスログでマニュアルの浸透率を確認したり、従業員が本当に求めている情報を分析したりすることで業務効率化へ繋げることが可能です。
まとめ
ここまで7つのカテゴリーと代表的なツールについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
今回は代表的なものに絞ってご紹介しましたが、これらの他にも様々なツールが存在しています。
導入する業種や用途によって最適なツールも異なりますので、この機会に調査・検討してみてはいかがでしょうか?
本サイトでは他にもセールステックの用途ごとに深掘りした記事も掲載していますので、是非そちらも確認してみて下さいね!